【ブック】 松本薫さん「謀る理兵衛」 江戸期の豪商・淀屋にスポット当て“お金の使い方”描く

松本薫さん「謀る理兵衛」 江戸期の豪商・淀屋にスポット当て“お金の使い方”描く
★松本薫さん「謀る理兵衛」ポプラ社・1785円
ZAKZAK2013.09.01
連載:ブック

http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130901/enn1309010727001-n1.htm


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松本薫さん

「謀る理兵衛」松本薫著(ポプラ社 1,785円)


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松本薫 ポプラ社発行年月:2013年07月31日 ページ数:439p サイズ:単行本 ISBN:97


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・発売日:2013年07月31日
・著者/編集:松本薫
・出版社:ポプラ社
・サイズ:単行本
・ページ数:439p
・ISBNコード:9784591135358

【内容情報】
商人の町・大坂がもっとも華やかな時を迎えていた元禄時代。日本一の豪商と呼ばれる丹生屋の四代目・重兵衛は放蕩の限りを尽くしていた。その姿を息子である理兵衛は、苦々しく見つめていた。しかし、重兵衛の散財には理由があった。数多の大名に大金を融通し、隠然たる力を持つに至った丹生屋を疎ましく思っていた幕府の大老が、丹生屋を取り潰し、その血を根絶やしにするため、様々な策を弄して丹生屋を陥れようとしていたのだ。大坂商人の意地を賭け、幕府へ反旗を翻した丹生屋二代にわたる大立ち回りが始まった…。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
松本薫(マツモトカオル)
鳥取県米子市出身。2000年「ブロックはうす」で第16回早稲田文学新人賞受賞

 謎が多い天下の豪商・淀屋をモデルに描いた時代小説。裏切り、妬み、愛憎…スリルがたっぷり詰まった、テンポの良いストーリー展開で、エンターテインメントとしても楽しめる作品になっている。 (文・加藤弓子 写真・剣持和政) 

 ──淀屋をモデルにした理由は

 「時代小説を読んだことがない人も面白く読んでもらえるような、エンターテインメント性の高い時代小説を書きたいと思ったのが始まりです。時代小説は、江戸が舞台になるものが多いので、今回は大阪に決め、そこで謎の多い豪商・淀屋にスポットを当てました」

 ──淀屋の調査では発見だらけだったとか

 「『淀屋は放蕩三昧で、幕府に闕所(けっしょ)処分され、財産をすべて没収された、どうしようもない商人だった』というイメージが流布しています。でも20年以上、淀屋を調べている方から資料をお借りしたら、実際はそうではなかったかもしれないと思うようになりました」

 ──意外にも、淀屋の主人は人格者だったのか

 「淀屋のように門閥特権商人(※権力と結びついている特権的商人)は、半分政治家のような役目も持っていて、地域に対して強い責任を持っていたという解釈ができるんです」

 ──小説には、著者ならではの新解釈も

 「放蕩は、地域活性が目的だったのでは、と。儲けることだけではなく、お金をどう使うのか、社会に対してどう還元していくか、というのは大切ですよね。この作品では、儲けることが一番の目標になりつつある現代に対して、“お金の使い方”についてのメッセージを込めました」

 ──さらに “滅びの美学”も描かれた

 「主人公の理兵衛は、闕所処分になるのは避けられないだろうと分かっていたんです。負けることを知りつつどう最後まで立ち向かうのかを考え抜いた。そんな最後までの振る舞い方について、きちんと描きたかったんです」

 ──読者からの反響は

 「『読み始めたら、一気に読んでしまった』という声をいただきました。普段、時代小説を読まない人にも『面白かった』と言ってもらえたので、よかったです」

 ──実は、時代小説の執筆は初めてだと

 「執筆するために、いろいろと調べ勉強したのですが、難しかったですね。フィクションではありますが、背景的な史実の部分は間違ってはいけないので、校閲の方にもしっかりチェックしていただき、普段から時代小説を読まれている方にも納得していただけるような内容を心がけました」

 ──夕刊フジ読者にも読んでほしい

 「自分の信念を貫いて生きた男の生き方を味わってもらえれば-。ミステリーの要素もあるので、ミステリー好きにもオススメです」

 ■あらすじ 元禄時代の大坂。日本一の豪商と呼ばれる丹生屋の4代目・重兵衛は放蕩の限りを尽くしていた。その姿を息子の理兵衛は苦々しく見つめていたが、実はその散財には理由があるのだった。丹生屋を疎ましく思い、取り潰しにかかる幕府の大老に対し、大坂商人の意地を賭け、幕府へ反旗を翻す、丹生屋2代にわたる大立ち回りが始まる。

 ■松本薫(まつもと・かおる) 1957年、鳥取県生まれ。56歳。2000年、「ブロックはうす」で早稲田文学新人賞受賞。著書に『梨の花は春の雪』『TATARA』などがある。

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